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リキッド店のスタイルの指針のひとつは、80年代後期の、あのユニット!

最近80年代がちょっと気になります。

世はバブル景気、日本のファッションも、まあ、今のラグジュアリーファッションなどとは比較にならない程の浮かれよう。

キラキラPOPなカラーリングとかリッチな感じのスーツとかを高校生が着てましたね。

んで、僕が言う80年代っていうのは、もうすぐ90年代の、後期80年代。

バブリーな価値観に対するアンチがそろそろ出てきた頃。

そんな時に、パンクバンド、THE JAMのポールウエラーがJAMを解散して結成した、スタイルカウンシルの、ファッションの面です。

MODS というファッションを、そのままコスプレするでなく、フレンチ感覚や、その時の現在(いま)を柔軟に取り入れた、極めて現実的なスタイル。

程よくヌケ感があって、ホント、普段着としてサイコーのオシャレ。

誰でも取り入れることが可能なトコが良い。

例えば、フレッドペリーのこんなスポーツシャツ。



¥10、500

60Sなボーダー。

なら、こんな風に。



こんな風にパナマハットに洒落たメタルのサングラスとか。

60年代のMODSには無かったセンス。

これにホワイトジーンズなんか穿いちゃうんですね。


そして、みんな大好きレジメンストライプのシャツも、




イキッてジャケット着ちゃうよりも、品の良いミックスグレーのカーデガンなんかと合わせてみたり。

シャツ  ZAZOU¥10、290

この 「品」 が、あの頃なんですよね。


あるいは、チェッカーのような柄も、2トーンSKA的アプローチではなく、ヌケ感のあるカジュアルなパーカーなどで、




こんな感じ。スポーティーかつモダーンに。

チェッカーポロ フレッドペリー ¥12、600

パーカー SAN ¥8、925


そして、皆さんが憧れつつも敬遠する、レジメンのストライプジャケットも、ウエラーなら、



ジャケット ZAZOU¥39、900

意外とシンプルな白いVネックのTシャツだけでサラッと着るね。



スタイルカウンシルには、ポールウエラーの相棒で、ミックタルボットって人がいるんですが、

この人がまたおしゃれなんですねー。

「こうしなければいけない」 じゃなくて、「こうでもいいんだよ」というスタイルだね。

もちろん、ある程度の知識が無いとスタイリッシュにはなりませんが。

スタイルカウンシルは、例えば裸足にローファー履いたりとか、ストローハット被ったりとか、オリジナルMODSをベースに、カレッジなテイストや、フランス映画など、様々な要素をミックスしています。

ある意味コスプレチックな60年代のMODSのスタイルを、時代を超えて、どんな流行の中でも通用するスタイルにまで進化させた
スタイルカウンシル。

YOUTUBEなどで簡単にチェック出来ますんで観てみて下さい。

25年程前の映像ですが、現在の音楽と比べても全く見劣りしない事に驚かされるハズです。

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