2013/04/15 Category : LIQUID リキッド店のスタイルの指針のひとつは、80年代後期の、あのユニット! 最近80年代がちょっと気になります。 世はバブル景気、日本のファッションも、まあ、今のラグジュアリーファッションなどとは比較にならない程の浮かれよう。 キラキラPOPなカラーリングとかリッチな感じのスーツとかを高校生が着てましたね。 んで、僕が言う80年代っていうのは、もうすぐ90年代の、後期80年代。 バブリーな価値観に対するアンチがそろそろ出てきた頃。 そんな時に、パンクバンド、THE JAMのポールウエラーがJAMを解散して結成した、スタイルカウンシルの、ファッションの面です。 MODS というファッションを、そのままコスプレするでなく、フレンチ感覚や、その時の現在(いま)を柔軟に取り入れた、極めて現実的なスタイル。 程よくヌケ感があって、ホント、普段着としてサイコーのオシャレ。 誰でも取り入れることが可能なトコが良い。 例えば、フレッドペリーのこんなスポーツシャツ。 ¥10、500 60Sなボーダー。 なら、こんな風に。 こんな風にパナマハットに洒落たメタルのサングラスとか。 60年代のMODSには無かったセンス。 これにホワイトジーンズなんか穿いちゃうんですね。 そして、みんな大好きレジメンストライプのシャツも、 イキッてジャケット着ちゃうよりも、品の良いミックスグレーのカーデガンなんかと合わせてみたり。 シャツ ZAZOU¥10、290 この 「品」 が、あの頃なんですよね。 あるいは、チェッカーのような柄も、2トーンSKA的アプローチではなく、ヌケ感のあるカジュアルなパーカーなどで、 こんな感じ。スポーティーかつモダーンに。 チェッカーポロ フレッドペリー ¥12、600 パーカー SAN ¥8、925 そして、皆さんが憧れつつも敬遠する、レジメンのストライプジャケットも、ウエラーなら、 ジャケット ZAZOU¥39、900 意外とシンプルな白いVネックのTシャツだけでサラッと着るね。 スタイルカウンシルには、ポールウエラーの相棒で、ミックタルボットって人がいるんですが、 この人がまたおしゃれなんですねー。 「こうしなければいけない」 じゃなくて、「こうでもいいんだよ」というスタイルだね。 もちろん、ある程度の知識が無いとスタイリッシュにはなりませんが。 スタイルカウンシルは、例えば裸足にローファー履いたりとか、ストローハット被ったりとか、オリジナルMODSをベースに、カレッジなテイストや、フランス映画など、様々な要素をミックスしています。 ある意味コスプレチックな60年代のMODSのスタイルを、時代を超えて、どんな流行の中でも通用するスタイルにまで進化させた スタイルカウンシル。 YOUTUBEなどで簡単にチェック出来ますんで観てみて下さい。 25年程前の映像ですが、現在の音楽と比べても全く見劣りしない事に驚かされるハズです。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword